多様な人と繋がることで、人として成長する
長男が手紙を渡したい相手とは
今日は、一日お休みを頂いていました。
家の掃除をしていたのですが、急に用事が出来て学校に行くことになりました。
すると、一緒に家にいた長男が、とある先生に絵を渡したいと言うのです。
ある先生とは、昨年度、私と同学年だった先生です。
長男とある先生との繋がり
長男とその先生との出会いは、職員旅行でした。
まだ、小さかった長男は水族館で迷子になり、その先生に探して見つけてもらったのが始まりです。
昨年度、長男は足を骨折して、しばらく車いすに乗っていたのですが、その先生からお見舞いをもらっていました。
また、その先生が一身上の都合で、しばらくお休みすることになったのですが、その時に長男が、その先生に手紙を書いていました。その先生は、手紙を読んで泣いていました。
その後も、ちょくちょくとやりとりをする仲になっていました。
二人の間には、直接会うことは殆どないものの、このような交流がありました。
長男が手紙を渡したい理由
その先生が、今年度をもって38年間の教職生活を終えて退職することになりました。
家で退職の話をしていたので覚えていたのでしょう。直接会って手紙を渡したいと言うのです。
しばらく待っていると、お絵かき帳に描いた絵を持ってきました。そこに描いてある絵は・・・なんとディプロドクス!
先日、長男が魚が好きという話を書きましたが、実は、恐竜も好きなのです。
しかし、お別れの手紙に「ディプロドクス」
皆さん知っていますか?
因みに、人気恐竜ランキングは
一位 ティラノサウルス
二位 トリケラトプス
三位 ステゴサウルス
四位 ブラキオサウルス
五位 スピノサウルス
ディプロドクス・・・、見事にランク外です。
しかし、長男はディプロドクスが大好きなのです。
気持ちを込めて描いたディプロドクスに「38年間おつかれさまでした。」
と吹き出しをつけていました。
長男は、退職する先生へ労いの言葉を伝えるとともに、自分の好きな物を伝えたかったのでしょう。
繋がりを大切に
結局、学校にその先生はいらっしゃらなかったので、直接渡すことは出来ませんでした。机の上に置いてきたので、後でご覧になることでしょう。
この繋がりは、きっかけは私かもしれませんが、あとは、二人で繋がっていったのです。私は、長男とその先生のかかわりのような、人との繋がりを大切にしたいと思っています。友達だけではない、多様な人との繋がりが、長男を人として成長させることだと思います。