雲外蒼天~特別支援教育とアクティブラーニング

雲外蒼天~特別支援教育とアクティブラーニング~

実践や経験をストーリーで語ってリフレクションし、自分の強みを探り、それと自分の考え方などを関連させながら次の一手を打つためのブログ

何に困っているのか

どのクラスにも気になる子はいます。

私は、放課後になったら毎日必ずすることがあります。それは、その日の学級の様子を周りの先生に話すということです。それは、良い様子も悪い様子も含めて話します。すると、相手の先生も、自分のクラスの様子を話してくれます。

相手の先生とは、「なぜだろう?」と話し合います。

「なぜ、このような行動をするのか。」

「なぜ、行動に変化が起こったのか。」

 

気になる子の背景は様々です。

お互いに話しながら原因を探っていきます。原因が分かるときもあれば、分からない時もありますが、とにかく「なぜ?」と考えます。

その時に考える視点となるものは、「その子は何に困っているのか?」です。

それは、教科書の字の大きさだったり、指示の不明確さだったり、急な変更だったり・・・これも様々です。

 

 今日あった素晴らしいことも「なぜ?」と問う

そして、同じ様に今日あった素晴らしいことも話し合います。このときも「なぜ?」と考えます。

教師が上手くいかないことの不平不満をいうよりも、この方がお互いに学びがあり、とても有意義な時間を過ごせます。

因みに、ジャム学級においても「なぜだろう?」「どうしたらいい?」をよく問いかけます。子どもたち同士も同じ様に聞き合って、学び合って成長しているのだと感じています。

www.huffingtonpost.jp