雲外蒼天~特別支援教育とアクティブラーニング

雲外蒼天~特別支援教育とアクティブラーニング~

実践や経験をストーリーで語ってリフレクションし、自分の強みを探り、それと自分の考え方などを関連させながら次の一手を打つためのブログ

同僚性

昨年の秋に、同僚が病休になりました。 年齢は私とほぼ同じ。今年度から教務主任となり半年での病休となりました。私はとてもショックでした。その人は、担任時代は何事もそつなくこなすタイプでしたから。教務になってからは、周りとの調整のためなのだろう…

学びの個別化と協同化の融合

熊本大学で行われた、苫野ゼミのオランダ教育視察報告会 私が一番気になったのは、イエナプランのブロックアワー。 毎週月曜日に、一人一人が自分の学習計画を決める。一週間の全時間を計画するのではなく、ブロックアワーになるコマがあって、そのコマ数で…

何に困っているのか

どのクラスにも気になる子はいます。 私は、放課後になったら毎日必ずすることがあります。それは、その日の学級の様子を周りの先生に話すということです。それは、良い様子も悪い様子も含めて話します。すると、相手の先生も、自分のクラスの様子を話してく…

私の作動記憶容量は3-1

自動化、文脈依存性、メタ認知。これらは、認知心理学から生まれたものです。認知心理学に興味をもったのは、『学び合い』をはじめてこれらの言葉を知ったから。ということで、ブルーアーの本を購入しました。この本の後半部分に興味があって買ったのですが…

仲間の影響

朝、イチくんの連絡帳を開くと、ご家族の方からこんなことが書いてありました。 「昨日、学校から帰ってくると、急にパソコンの電源を入れて何やらノートに書いていました。今までこんなことが無かったので驚いています。誰かの影響を受けたんですかねー。」…

希望

レモくんが、算数「分数のかけ算わり算」の学習を交流学級ですることになりました。レモくんは、計算が得意ですが、文章を読み取るのは苦手です。問題場面の把握ができない場合、交流級の仲間に文意を教えてもらいながら、学習ができています。そして、教科…

鳴かせてみせるには・・・

鳴かぬなら 五分走ろう ホトトギス

親の出番

今日、長男の自転車を慌てて買いに行った。 私が子どもの頃、初めて自転車に乗った時は、母親に後ろを持ってもらい、何度か転倒しながらやっとこさ乗れるようになった記録がおぼろげにある。 しかし、長男は2年前に初めて乗ったのだが、5分と経たないうち…

挑戦

私が出張から戻ってくると、レモくんの交流学級の担任の先生がやってきた。担任「ジャム先生、今日給食時間に、レモくんが荒れました。」ジャム「どうしたの?」 事情を聞いてみると、給食の食器を片付ける順番がレモくんが2回連続になり、それが納得できず…

辞典の字が小さくて見づらいときは

ジャム学級の子どもたちが、文を書く際、 「えーっと、〇〇って漢字、、何て書くんやったっけ??」 て、ことはよくあります。 もちろん、国語辞典を引いて調べられる子どももいますが、国語辞典は、字が小さい。そして、書き順が分からない。 ジャム学級に…

子どもの発想

三男が妻にラムネを買ってもらった。 それを兄弟3人で分けるという。 --------------------------------私の頭の中-------------------------------------- ラムネは8個入りだ。算数で考えれば、8÷3=2.6666…となり割り切れない。分数なら8÷3=2(2/3)となる。…

一般化の罠

我が家の朝食での出来事。私が食卓の席につくと、三男が妻に怒られていた。「おかずもちゃんと食べなさいっ!」「やだぁ!」 朝食のおかずはオムレツ。家族は(食わず嫌いだ。)と感じで仕方ないという顔だ。今日は、朝食を食べたらみんなで公園に行って遊ぶ…

桃源

今日は、バナくんに会いに行ってきました。 バナくんは、3学期になってから学校に来ていません。(不登校ではありません)ジャム学級の子どもたちに、「バナくんに会いに行ってくるよ。」と言うと、一人ずつビデオレターを送ることになりました。 バナくん…

全員が読みたい本を選んで読むようになる。

もうすぐ、3学期が終わります。私は、ジャム学級の子どもたちが進級、進学する前に「分厚い本を1冊読む」という経験をさせようと思っていました。そこで、国語の学習で「本を読んでお話ししよう」という単元を考えました。子どもたちが将来、仕事をするとき…

トップページ変更

はてなブログにだいぶ慣れてきました。 とあるブログでトップページがArchiveになっているものを発見。 こちらの方が見やすいと感じたので、変更しました。 その際、アイキャッチ画像があると、さらに見やすいことが分かったので、いつも利用している写真AC…

あったかいんだから

昨日は誕生日でした。 近くのステーキ屋さんで家族で食事し、家でケーキを食べました。 子供たちがそれぞれ隠していた手紙をもらいました。 家族みんなが、私を1日ゆっくり出来るように、いろいろ考えてくれていました。 幸せな1日でした。 家は、あったか…

そこはサプライズでしょ!

長男「パパ?」ジャム「ん?」長男「明日、誕生日だよね」ジャム「ああ、そうだったね」長男「もう手紙書いたよ」ジャム「え?」長男「でも、見つからないところに隠してあるから大丈夫」ジャム「そうなんだー(^^;;」

まずはやってみる、という素晴らしさ。

ジャム学級の通信は、フルカラーズと言います。 フルカラーズは、ジャム学級の子どもたちのみならず、管理職や交流学級の担任、専科、事務や用務、SSW、養護の先生など幅広く配布しております。それは、ジャム学級の子どもたちが、いろいろな人とかかわり…

いつもの場所が無くなると

先週、私はインフルエンザで休んでいました。 その間、様々な方にお世話になったのは書いたのですが、 ジャム学級の教室も、その間、閉鎖されていたのです。 それは、私がお願いしたことでした。それは、次のような理由があったからです。 その前の週から、…

インフルエンザ予防隊

放課後、靴箱で。 ジャム「さようなら~」 通りすがりの3年生女子「先生」 ジャム「なんですか」 通りすがりの3年生女子「インフルエンザになったそうですね」 ジャム「そうだねぇ」 通りすがりの3年生女子「手洗い、うがいはきちんとして下さいね!」 ジ…

過ちとは

我が校は掃除は縦割りグループで行われています。ジャム学級も縦割り清掃に参加しています。特別教室の掃除メンバーは、イチさん、リンさん、レモさん、通常級の2年生、1年生の5人です。昨日の掃除時間のことでした。イチさん、2年生、1年生はせっせと…

優しさ

一週間ぶりの学校です。 今日は早めに学校へ向かいました。それは、周りの先生方にお礼を言うため。インフルエンザには、私を合わせて3人の先生が同時に罹患していました。ただでさえ人員が足りないのに、3人も同時に何日も休んだのですから、そりゃ大変だ…

その人の方法と強みの関連を探るためには

上条春夫先生の研修会に参加した。内容は、ライフヒストリーをリフレクションするというもの。この演習で、私は自分の課題が分かった。というか再認識できた。それは、「聞くときに、自分のパラダイムで聞いてしまう。」だ。 このことは、リフレクション中の…

一人ぼっちを見捨てない

その日は、朝から曇り空。天気予報では、午後からにわか雨となる予報でした。 いつも、朝一番に登校してくるのはイチさん。いつもなら、はにかみながら「おはようございます」と言ってくれます。ところが、この日は、いつものあいさつがありません。それどこ…

社会で生きている姿を想像する

3学期に入って、ジャム学級の子どもたちは、帰りの会を交流学級で行うようにしました。 今までジャム学級でやっていた「帰りの会」とは、学校を出る前に、やっておかないといけないことを自分たちで考えて、それを10分以内に全員で終わらせるという活動で…

継続期間

ブログを投稿すると「継続期間」なるものが表示される。これは「何日連続で投稿しているか」を表すようだ。 また、このブログは過去期日で投稿できるので、過去期日で投稿すると継続期間はどうなるかやってみた。 継続期間・・・・変わらず。 なるほど、過去…

神経統一

部屋で、目を瞑って静かに正座していると・・・ 連れ「ちょっと、何、神経統一しとーとよ!」 (それって、精神統一ですよ!)

一つ屋根の下にいる安心感

目が覚めた。頭痛が酷く余り眠れなかった。ふと横を見ると、「読んでね」と書いた紙が置いてあった。それを開くと、、 手紙の主は長男だ。夜、枕元にコッソリ置いたのだろう。連れ合いさんに聞くと、昨日の夜、「寂しい」と言って泣いていたそうだ。本当にあ…

病床にて

邪気が舞い 鬼と苦しむ 方相氏

なんと(>_<)

インフルエンザになってしまった。これから一ヶ月頑張って投稿しようと思っていたのに。